2024.12.19
ようこそ、workfor ワークフォー「自分史コラム」へ、おいでいただき、ありがとうございます。
自分史とは、「自分の歴史(過去の出来事)を表現したもの」、
作り方や表現方法は自由です。
書きかけの自分史でお困りの方はございませんか。
認定自分史活用アドバイザー・workfor ワークフォー からのご提案です。
「そうだ、自分史を書きたい、残したい」、「自分史作成を始めてみたい」と決意なさって、
実際に自発的・意欲的に始められている方へ。
どうしても書き残しておきたいと思うこと、
ご両親・ご家族・ご親族との思い出や、
お世話になった方たちとのエピソード、
若き青春時代に熱心に打ち込んだことなど、
どんどん書いていきたいと思われて、最初は楽しく前向きに書き進めていかれると思います。
ところが、一人だけで自分史作成を進めていると、その過程で、さまざまな疑問が頭に浮かんでこられるようです。
こういうやり方でよいのだろうか。
本当は、どこから始めたらよいのだろうか。
やはり、生まれたころから順番に書かないといけないのだろうか。
少し書きかけたけれど、こんな文章でよいのだろうか。
お世話になった人との思い出を書きたいが、その人の実名を出してもよいのだろうか。
了解をもらった方がよいのだろうか。
また、一緒に写っている写真も載せてもよいのだろうか。
何より、一人よがりの自慢話になっていないだろうか。
逆に、誰かにとって失礼となるような文章になっていないだろうか、など。
そして、あまりに、あれこれ頭の中で考えすぎると、
いわゆる筆が鈍り、熱意と勢いが弱まり、自分史原稿作成が先に進まなくなります。
(筆が鈍るとは比喩です笑。ご自身の肉筆で原稿を書く方と、パソコンを使えてキーボード入力する方が、
実際にはおられますが、現代、筆で自分史を書かれる方はおられないので。その点はご理解いただき、お読みください。)
結果、一人で進めることが難しくなってしまい、
当方に個別にご相談に来られたり、
当方が講師を務めさせていただいている「自分史講座」(連続講座)を受講されたりして、
ひと通り、ご自身の自分史作成に関する疑問を解決できてから、自分史の基本を学んでから、
改めて着手しよう、という方もおられます。
当方としては、新たなご縁ができて、誠にありがたいことです。
その後、改めて、自分史作成に本腰を入れて取り組まれる方で、
何とかスムーズに進められて、完成なさる方も多いです。
(workfor ワークフォー として、原稿づくりの過程のみサポートさせていただき、
以降の本づくりの過程では、ご自身が自力で、
他の自費出版サービスやWebサービスを活用なさって完成なさる方もおられます。)
本当に、自分史完成までには、思いがけず、いろいろなことが起きます。
実際に着手してみて、
やはり書くことに苦手意識が強く、なかなか思うような文章が書けない、
まとめられない、という方、
日々ご多忙で落ち着いて原稿を書く時間が取れない方、
そのため、意欲はおありでも、自分史作成作業が進まない、という方はおられます。
また、思わぬ形で遭遇するご自身やご家族様のご体調の問題(病気やけがなど)。
こちらも、自分史作成の意欲はおありでも、何かとお取り込み状態となってしまい、
ご自身の自由になるお時間がなくなって、お体がご不自由な場合も当然ですが、
自分史作成作業は、やむを得ず中断してしまいます。
そして、上記の理由などで、
一旦始めたものの、中断したまま、という方も、残念ながらおられます。
せっかく始められたのだから、勢いと気持ちが高まっているうちに、
ぜひ、何とか再開の方向に事態が好転すれば、と願いますが、なかなか難しいようです。
そうすると、いわば、書きかけの自分史、未整理の原稿が、手つかずのまま残されて、
時間だけがどんどんたっていきます。
そのうち、ご自身でも、かなり気合いを入れて見直さないと、
どこまで原稿ができていて、どこから再開すればよいのか、わからなくなってしまいます。
そうした場合の、書きかけ自分史への対策方法は、どうすればよいのか。
認定自分史活用アドバイザーとして、どのようなサポートをすれば、また楽しく前向きに再開していただけるでしょうか。
まずは、何といっても、もう自力では、ここから先の進展は難しいと判断されたら、
どうぞ、信頼できる第三者である友人・知人、
あるいは、当方のような認定自分史活用アドバイザーにお気軽に相談してみてください。
自分史活用アドバイザーならば、一緒に伴走して、
お悩みになっている問題点(課題)を共にたどって明らかにして、
一つずつ順序立てて解決していく道筋を考えてサポートいたします。ご予算もご相談ください。
次に、課題を一つずつ解決する、という意味で、自分史原稿作成を進める時間を「確保」することが重要です。
ワークフォーとしては、
お客様ご自身が、ご自身のお言葉(データベース)で、その人にしか書けない自分史を書かれることおすすめしています。
ですから、何より、まず、そうした自分史の原稿を書く時間を「確保」することを重要視なさってはいかがですか、
と申し上げています。
例えば、毎月せめて2~3回、必ず特定の日時に「自分史原稿を書く時間」を確保して、カレンダーに記入するよう、ご提案します。諸事情と検討して、ご無理のない範囲でよろしいのですが、必ず予定を空けて、時間をブロックとして、
あらかじめスケジュール(外せない予定)に組み込むわけです。
(こちらの「自分史コラム」で、この点は、何度か既に申し上げていますね。)
そして、スマホのリマインダー機能などを利用してもよいですね。
リマインダーとは、約束や特定の事柄を思い出させるために通知を送ることのできる機能、です。
メモに書いて、よくわかる場所に張り付けておくことも効果的ですが、
せっかくのメモも見慣れた風景と同一化して埋没してしまうと、見落としがちですので。
その「自分史を書く時間」の後に、適切なタイミングで、
自分史活用アドバイザーとの面談の時間を設けて、進捗状況を確認していけると、よろしいですね。
つまり、ご本人様のアウトプットの場を適宜設けていくということです。
自分史作成の過程で、気づいたことや疑問・質問などがたくさん出てこられると思いますので、
それを他者に話す・口に出すアウトプットによって明確化して、相談したら解決できて、
自分史作成作業は、比較的スムーズに進むのではないか、と考えられます。
全体の構成がまだ固まらないうちは、大変かもしれませんが、
ご自身の一番書きたい項目については、具体的な書き方や、
ある程度原稿がたまったら、何らかの構成例(他者の類似サンプル)をご提案することで、
お客様が自分史原稿を少しでも書きやすくなるような手助けをできれば、と思っています。
また、「そのときのお気持ちは、いかがでしたか」、
「ここで一番表現したいテーマは何でしょうか」など、具体的な問いかけをすることで、
さらに掘り下げて書いていただける、きっかけを作ることができるのではないかと考えています。
カジュアルな交流の場を設けることも効果的かもしれません。
もし可能であれば、同じように自分史作成に取り組んでいる、
信頼のおける他の参加者と意見交換やアドバイスができる場を設けることで、
孤独感を和らげ、モチベーション(やる気となるような目的やきっかけ)を引き出すことができたり、
ヒントをもらったりすると効果的かと考えます。
実際に、そうした意味で、
私が講師を務めさせていただいている、他の受講生と共に過ごす「自分史講座」の場では、
おかげさまで、「この場かぎり」「批判は避ける」という自分史講座のお約束を守っていただきながら、
節度をもって、互いに不必要な詮索は避けつつ温かく交流することで、
互いに刺激や学びを得られる、よい機会にしていただいているように感じています。ありがたいことです。
書く環境を気持ちのよいものにすることを提案し、居心地のよい場所で執筆することで
リラックスできるようにすることも必要ですね。
ご自身が気兼ねなく、資料や書きかけの原稿や文房具を広げておけて、
中断しても、そのままにしておけて、可能な時にすぐ再開できるような専用の空間、スペースがあることが望ましいです。
確かに、思い出すことは楽しくても、記憶の曖昧なことについて調べたり、
事実になるべく事実に基づいた文章を書いたりすることは、多少エネルギーと気力・体力が必要かもしれません。
ご自身の体調を気にかけられて、ご無理のないペースで進めるようご提案します。
ご体調が不安な場合は、あまりご無理をせずに、短い時間での執筆や、
例えば音声入力機能(自動的に文字起こししてくれる機能)などを活用して、
ご自身になるべく負担の少ない、別の方法を考えてみることもよいでしょう。
自分史活用アドバイザーが一番にできることとしては、
ご本人様に、書いた内容に対してポジティブ(前向き)なフィードバック(振り返り)をして、
自信を持っていただくことは、とても大切なことだと考えています。
進捗状況を確認させていただきながら、熱意をもたれて少しでも自分史作成作業を前に進めておられている際には、
若輩の身で恐縮ですが、しっかりと褒めてさしあげたいと思います。
ーーーーー
これらのサポートを通じて、
お客様が常に、自分史作成に取り組む意欲を持ちやすくすることができるようになればと願っております。
最も重要なのは、お客様が自分のペースで楽しく充実感を持って自分史作成作業を進められることです。
その点を十分理解して 自分史活用アドバイザーとしては、お客様の前向きなお気持ちが維持できるよう、励まして、
必要な助言をしてサポートしていく姿勢が必要だと考えています。
そうした自分史活用アドバイザーでありたいと願っています。
以上、ご参考まで。最後まで、お読みいただき、誠にありがとうございました。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
↓
自分史作成の個別電話相談(初回のみ無料、30分間)のお申し込みは、こちらへ、どうぞ。
以上、皆さんは、いかがお感じでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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〇生きる力を見つけるための「自分史」
〇生きる力を引き出すための「自分史」
2024.06.25
ようこそ、workfor ワークフォー「自分史コラム」へ、おいでいただき、ありがとうございます。
自分史とは、「自分の歴史(過去の出来事)を表現したもの」、
作り方や表現方法は自由です。
以上、皆さんは、いかがお感じでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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〇生きる力を見つけるための「自分史」
〇生きる力を引き出すための「自分史」
2024.04.17
ようこそ、workfor ワークフォー「自分史コラム」へ、おいでいただき、ありがとうございます。
自分史とは、「自分の歴史(過去の出来事)を表現したもの」、
作り方や表現方法は自由です。
あなたにしかない辞書、とは、
あなただけが頭の中に持っている、固有のデータベース、すなわち、語彙(ごい)=ボキャブラリー、単語や言い回しの集まり、
と、workfor ワークフォー は解釈しています。
データベースとは、本来、コンピューターで関連する大量の資料を収集・保存・検索するのに便利なように整理した情報のファイル、のことを意味します。
この、あなたにしかない辞書が豊富で充実していればいるほど、あなたが自分史づくりで表現したい出来事の描写(時代背景、匂いや音なども含まれる)や、その時の喜怒哀楽の心情や、そう単純には割り切れない、微妙な表現が求められるような複雑な感情などが、
的確に過不足なく、細やかに表現できて、読み手にもストレートに鮮やかに伝わりやすい、
ということはあると思っています。
一方、この、あなたにしかない辞書の中身(語彙数)が、残念ながら、あまり豊富ではなく、充実していない場合、いわば複雑で、単純にはとらえられないような感情などを、どう表したらよいのだろう、と自分史づくりの際などに、表現に苦労するということは、どうしても起きてしまうのでは、と思っています。いくら(頭の中で)探しても使えるものが見当たらない、という感じでしょうか。
だから、日常的に、語彙を増やす努力は必要だと思っています。
本や雑誌を読んだり、辞書を調べたり、新聞や雑誌、テレビやラジオの放送、ネット記事、人から聞いた話などで知った、新しい言葉や、これは、と思える表現方法などを、「あっ、これは、よいことを言っているな、とてもよく伝わるな」とか、「その通りだな、こういう気持ちを表すときは。こんな単語を使えばよいな」とか、感銘を受けたら、すぐ紙にメモしたり、スマホに入力したりして、できるだけ、収集・整理して、いつでも検索できるようにしておくとよろしいかと思います。
自分の感じた気持ちなどを、
より的確に、より過不足なく表現できて、他者(読み手)に伝わりやすくなり、本人としても、自身の気持ちや考えを再確認できて、気持ちもスッキリするはずです。
語彙が豊富な場合と、そうでない場合とでは、表現の選択肢の多さ、深さという点で、どうしても、差はできてしまいますね。
ただ、いくら考えを巡らしても、あのときの自身の気持ちやモヤモヤしたものを、適切に言語化できず、客観的に把握できないまま、宿題になっている、ということは、私も含めて、どなたにもあると思います。そういう場合は、時間をかけて、ご自身の辞書をより充実したものにしていけば、また、年齢を重ねて経験を積んでいけば、いずれ、適切に言語化できて、客観的に把握できるようになる日がくるかもしれません。
それでも、宿題のまま、ずっと持ち越して、よくわからないまま、ということはあるでしょうね。また、生きていく上で、あまりにも過酷で深刻な事態、言葉が出てこないような事態に遭遇することはあるかと思いますので、そういうときには、どうしても、言語化の限界というものはあるかとは思っています。
いずれにしても、自分史づくりに限らず、文章で自身の思いや考えを表現したいと思われたら、語彙を増やす努力はして、「あなたにしかない辞書」を充実したものになさることをおすすめします。私も含めて、それは長い道のりだとは思いますが、とても楽しい道でもあると思っています。
一方、昨日今日、例えば、誰かの講演で聞いた言葉とか、ネット検索で偶然知った言葉とか、新聞で読んだ言い回しなどで、「これはいいなあ、素晴らしいなあ」と思って、手書きでもスマホのメモ帳でも書いて残して、今度機会があれば使ってみようと思っても、なかなか簡単ではない、という現実はあります。
いわば、自身の体内に腹落ちした、自身の「獲得語」とならなければ、借り物の言葉のままだからです。
「あなたにしかない辞書」のどこかのページに一時的に張り付いている紙の伏せんのように、いわゆる「学習語」のままで、自身への粘着力は弱いので、知らない間に、はらりとはがれて、忘れてしまったり、とっさには出てこなくて使えなかったりするかもしれません。
特にプレッシャーやストレスがかかるような場面、いわゆる、頭が真っ白になるような緊急の場面では、いざとなったら、とっさにすぐには出てこない。仮に、何とか出てきたとしても、どうも、軽くて、薄くて、読み手に伝わる熱もなく、説得力も弱いのではないでしょうか。(※伏せんとは粘着力の弱い糊(のり)が裏面に薄く付いている、貼ってはがせる、小さな紙片のことです。)
そういうときには、普段、心の底から本当に信じて、絶えず心の中でも、外に対しても、繰り返し使っていて、ご自身で十分納得している言葉、つまり、あなたの「獲得語」である、「あなたにしかない辞書」にくっきりと刻まれたものしか、出てきません。
不思議ですが、私は何回も経験しました。皆さんは、いかがでしょうか。結局は、あなたにとってウソのない、あなたの信念・哲学・信条に基づいた言葉や言い回しだけが、「あなたにしかない辞書」に深く刻印されていくのだと思います。
だから、自分史づくりを進める場合、文章で表現したいという方には、過去の足跡をたどってみて、まずは、一番に思い浮かぶ単語、一番に思い浮かぶ映像、をキャッチしませんか、と申し上げています。
それら断片をきっかけにして、当時のことが徐々に鮮やかによみがえり、表現したいことがあふれてきたら、当面は、現時点での「あなたにしかない辞書」にある、あなたの手持ちの「獲得語」だけを使って、思うままに伸び伸びと短い文を書いてみませんか。誤字や脱字など気にせず、漢字が思い出せないなら、ひらがなでもカタカナでも構いません。正確な名前や年号が思い出せないなら、仮の印を付けてもよいですから。(それらは、いくらでも、後で調べて直せますので。)
そんな、いわば洗練されていない、できたてのホットな文章にこそ、あなたの気持ちや考えがありのまま表現されて、熱が確実に込められていて、よりリアルに、読み手に伝わるのではないでしょうか。
そして、そうした行為と並行して、できる範囲で自身の語彙を増やす努力はしていく、「あなたにしかない辞書」をさらに充実したものにしていく努力は、無理のない範囲で、続けていけばよろしいのではないでしょうか。
今はまだ、なじみのない「学習語」でも、いつの日か、あなたの「獲得語」となり、あなたの言葉として使える日が来ることを信じて。多少時間はかかるかと思いますが。
以上、皆さんは、いかがお感じでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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〇生きる力を見つけるための「自分史」
〇生きる力を引き出すための「自分史」
2024.02.21
ようこそ、workfor ワークフォー「自分史コラム」へ、おいでいただき、ありがとうございます。
自分史とは、「自分の歴史(過去の出来事)を表現したもの」、
作り方や表現方法は自由です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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〇生きる力を見つけるための「自分史」
〇生きる力を引き出すための「自分史」
2024.01.23
ようこそ、workfor ワークフォー「自分史コラム」へ、おいでいただき、ありがとうございます。
自分史とは、「自分の歴史(過去の出来事)を表現したもの」、
作り方や表現方法は自由です。
自分史づくりサポートの現場で出会うお客様には、二通りのパターンがあります。
個別に自分史づくり原稿サポートのご要望をいただき、いわば一対一で出会うお客様と、
それとは別に、
「自分史講座」の場で、複数の受講生と講師として、いわば一対多(た)で出会うお客様と、
二通りのパターンです。
一対一で出会うお客様は、
・当方workfor ワークフォー ホームページなどを見てお問い合わせくださる場合
・友人・知人などの紹介からお声かけがある場合
・過去にお世話になりましたお客様から形を変えて、リピーターとして新たなご要望のご連絡がある場合
などがあり、心より感謝しています。
↓
そして、こうした方々は、いろいろと悩まれて、
でも、思いきって自分史づくりを前に進めたい、
誰かに助言・サポートしてほしい、と思われていて、ある程度リサーチもされて、その結果、
「まずは、この人に問い合わせてみようか」と、勇気を出して、当方にご連絡くださるわけです。
誠にありがとうございます。
逆の場合を想像すれば、いかに行動力が必要なことか、理解できます。
自分史づくりのサポートは、
時には、お客様ご自身の内面やプライベート、ご家族関係などの深いところにも触れてしまうような、
デリケートな配慮を要するお仕事だ、と理解しています。
(それなりに年齢も経験も、ある程度は重ねている当方ではありますが、
いまだ未熟な点の多い身で、わざわざ当方にお声かけくださることの重みは、十分理解しており、
感謝しています。)
だから、そうした方々は、
自分史づくりについての意欲という点では、とても強いお気持ちがおありで、
こう進めようか、
いや、こういう方向がいいだろうか、
試しに一部メモ書きしているが、これでよいのだろうか、
資料もある程度整理しているが、これは使えるのだろうか、
こんなことまで書いてよいのか、
など、すでに自分史づくりに着手されていて、
一部ご準備をご自分なりに進められておられるため、お悩みなどはかなり具体的です。
ですから、
初段階の面会で、当方workfor ワークフォー のサポートとはどういったものか、
よくご理解いただき、また、当方もお問い合わせの背後にあるご要望を丁寧に伺い、といった過程を経て、
当方に、ある程度の信頼関係を持っていただければ、予算面のご相談も当然ありますが、
おかげさまで双方合意に至ったあとは、前に進むのみ、となります。
「さあ、ご一緒に、豊穣な自分史の海に共にダイブしましょう(飛び込みましょう)」
となるわけで、ワクワクする自分史づくりが本格的に始まります。ありがとうございます。
ーーーーー
一方、
一対多で出会う「自分史講座」のお客様は、
講師である当方について、あまりご存知ではありません。
自分史づくりへの意欲という点でも、グラデーション(色の明暗・色調を徐々に変化させて表現すること)
のように、「自分史講座」受講を決めて、お申し込み・ご参加くださっているという点では同じですが、
実は、それぞれの状況やご要望は、お一人ずつ、違います。
自分史づくりについて、淡い意欲をお持ちの方から、
まあ、いつかは、と思って、まずは勉強しようと気軽に参加した、というような方まで、さまざまです。
ですから、その方たちが、月1回の連続「自分史講座」の場合ならば、
今回は有意義で受講して楽しかった、また次回も楽しみに参加したい、
自分史づくりに対して少し意欲が湧いてきた、となっていただければ、と思って、講師を務めています。
当方の「自分史講座」のお約束は、二つ。受講生の方々に必ずお守りいただくよう、お願いしています。
・互いに批判は避ける
・この場限り
時には、深いプライベートなお話が出ても、この場限り、また、ご自身の信条などと少し違うな、と
他の方の話を聞いて思われても、批判は避ける。この二つのお約束をお願いしています。
限られた講座時間内で、さまざまなバックボーンをお持ちの、
年齢も環境も違う受講生の方々が、十分理解し合えることは困難で、時間は限られています。
そこは、「そうなのですね」と一旦受けとめていただく程度にとどめていただき、批判は避ける。
また、教室のドアを出たら、外では口外しない、この場限りとする。
全ては、なるべく、受講生の皆さんが、
公平に自由に伸び伸びと発言・参加できる場としたいからです。
ある程度、大人としての節度と礼儀をもって参加いただき、
限界はあると思いますが、
そうした温かい信頼関係が、
講師と受講生の方々、また、受講生の方々同士で、できるように、
講師として配慮しています。
皆さんが、それぞれの人生の足跡を、尊重して、認めて、語り合える、そして、
自分史づくりという共通のゴールに向かって、励まし合う、
workfor ワークフォー 久本恵子が講師として運営する「自分史講座」は、
そのようにありたいと思って、講師を務めています。
幸い、これまで、よき出会いを経験させていただき、心より感謝しています。
どうぞ、一人では、自分史づくりがなかなか進まない、という方は、
思いきって、他の受講生の方から、いろいろな学びや気づき、励ましをいただける、
自分史づくりの一助となる「自分史講座」を受講する意義をご理解いただき、
ご検討いただければ幸いです。
ただし、ひと言だけ、申し上げます。
自分史づくりの進度は、個々の受講生によって、かなり違います。
「自分史講座」ゆえに、一緒に受講されている、他の方のことが少し気になるかもしれませんが、
人は人、自分は自分、人それぞれ、です。
ご参考になさる点があるなら、取り入れさせていただいて構わないと思いますが、
決して人と比べて、「わたしは、少しも進んでいない」とか、思われる必要はございませんので、
ということも、最後に申し添えておきます。
ーーーーー
〇生きる力を見つけるための「自分史」
〇生きる力を引き出すための「自分史」
2023.12.12
ようこそ、workfor ワークフォー「自分史コラム」へ、おいでいただき、ありがとうございます。
自分史とは、「自分の歴史(過去の出来事)を表現したもの」、
作り方や表現方法は自由です。
ーーーーー
自分史作成サポートの現場で出会うお客様から、
自分史づくりに取り組もうとするにあたって、周りから否定的な意見を言われた、とお聞きする場合があります。
「このように考えてみられては、いかがでしょうか」と、ご助言しています。
私は、自分史には、さまざまな表現のスタイルや取り組み方があり、
こうしなければいけない、という縛りは、できるだけ、少ない方がよい、
という考え方を支持しています。
もちろん、どなたかを傷つけることが目的の自分史や、恨みをぶつけるための自分史といったネガティブな動機のものや、
公序良俗に反するものと判断される自分史は、恐れ入りますが、ワークフォーとしては、お問い合わせやご要望があっても、
サポートはできませんので、お受けしておりません。そうした原則ルールのようなものは、設けさせていただいております。
ということで、ご本人様が、それぞれの「納得解」を見つけて、その方向に沿って、楽しく進めていただければよい、と思っています。
ただ、「自分史をつくろうと思っているんだ」とか、「今、自分史を書いている」と、周りのご家族や友人などに、ご本人様がついお話したら、
「自分史なんて、そんなことはしなくてよい」、と、否定的な意見を言われたことがある、ということを、時に聞きます。
せっかく、ウキウキワクワクした気持ちで始めているのに、やる気がそがれる、と。
また、逆に、「自分史を書くなら、こうでなきゃ。こういう風に進めなきゃいけない。こういうことを書いてはいけない」、とか、
その方の持論をいろいろと述べられて、あれこれ注意される、
そのため、自分でも混乱してしまい、どう進めていったらよいか、わからなくなる、ということも聞きます。
両方とも、残念なことですね。
人様により、何に価値を見い出すかは違いますので、やむを得ないこととしても、
自分史づくりを始めてみたい、と思った、当のご本人様が納得できないなあと思われたなら、
他人(ご家族や友人も含めて)からのご意見は、あまり気にしない、スルーする、聞き流す、ということで、やり過ごすとよろしいのでは、と思います。
ご自身にとって参考になる、と思われることだけ、取り入れていけば、よろしいのではないでしょうか。
あなたが、世界でたったひとつしかない、あなた自身の「自分史」づくりを進めていこう、と思った熱いお気持ちが、
すべての出発点です。そこには、大きく深い意味があると思います。
そのことを、大切にしてくださいね、と、いつも、申し上げています。
それでも、ご家族や親しい友人の方には、できれば、温かくご理解いただきたいですね。
冷静になれる機会を見つけて、少しずつ、ご自身の自分史づくりへのお気持ちをお話してみて、また、一生懸命取り組むお姿を見てもらい、
いずれは、少しでもご理解いただけるようになれば、よろしいですね。
自分史づくりは、周囲の方々との、よきコミュニケーションのためのものでもありますから、
自分史づくりによって、よき関係性が損なわれることなどはないように、と願っています。
ーーーーー
〇生きる力を見つけるための「自分史」
〇生きる力を引き出すための「自分史」
2023.11.30
ようこそ、workfor ワークフォー「自分史コラム」へ、おいでいただき、ありがとうございます。
ーーーーー
自分史作成サポートの仕事を通して、おかげさまで、
「自分史に取り組んでみて、よかった」と、お客様から教えていただくことが多いです。
とてもありがたいことだと思っています。
ひと言でいえば、自分史とは、「自分の歴史(過去の出来事)を表現したもの」、
作り方や表現方法は自由です。
自分史講座で出会う、受講くださるお客様の声で多いのは、自分史づくりに関心があって、試みてはみたが、途中で挫折したり、
一人では進まなかったり、というお困りごとのお声です。だから、その状況を解決したいと思われて、受講を決意されたそうです。
人は一人では弱いもの、自分史づくりに取り組もうと決心しても、過去のいろいろな出来事が一気に思い出されて、
どこから手をつけたらよいか、わからない、という方や、思い出したくない出来事が多く、辛い気持ちになるという方も、
おられるかもしれません。一人で作業するのは、孤独で進まない、というお声も。
そこで、自分史講座を受講して、講師のサポートを受けながら、
改めて自分の足跡を振り返ってみて、よいこと、誇りにできることもたくさんご経験なさっていることに気づき、
同じように自分史講座に通っているお仲間と励まし合いながら、原稿を書きためて準備を進められて、そんな人もおられますし、
話し言葉では言い表せないことを、表や文章にまとめて、過去を振り返ることができて、
こういう機会でもないと、振り返ることはなかった、自分でもよく頑張ってきたんだなと思える、という人もおられます。
そのような段階に進まれると、一日家でボーっと過ごすということはなく、資料を整理したり、原稿を書いたり、
友人・知人や親族に連絡を取って、会いに行って確認したり、思い出深い現地を実際に訪ねてみたり、
忙しく、活力ある、意義深い日々を過ごすようになられます。
そして、「自分史作成は、健康のみなもとだなあ」と言ってくださる方もおられます。
とてもうれしいです。誠にありがとうございます。
ーーーーー
100人の方がおられれば、100通りの自分史があります。
皆さん、お一人おひとりが、個性と能力を伸び伸びと発揮されながら、それぞれの自分史に対する「納得解」を目指して、
楽しく自分史に取り組み、具体的に形にしていかれますよう、
自分史作成を通して、より自分のことをよく知り、今とこれからを意欲的に過ごされますよう、心から願って、
精一杯サポートさせていただいています。
〇生きる力を見つけるための「自分史」
〇生きる力を引き出すための「自分史」
2023.11.16
ようこそ、workfor ワークフォー「自分史コラム」へ、おいでいただき、ありがとうございます。
ーーーーー
そもそも、自分史ってなあに? と思っておられる方に、お伝えしたいと思います。
ひと言でいえば、自分史とは、「自分の歴史(過去の出来事)を表現したもの」、
作り方や表現方法は自由です。
何より、自分史作成の過程(プロセス)にこそ、意味があると、私は考えています。
自分史って何だろう、どこから始めようか、と考えるところから、もう始まっていて、
自分史づくりを進めながら、改めて自分の足跡を振り返り、社会背景も理解しながら整理ができて、
普段は記憶の底に封印しているような、過去の自分や素(す)の自分に出会います。
それこそが、自分史づくりの醍醐味だと思っています。
また、成果物としては、文章だけでなく、ビジュアル(写真や絵、漫画)、音声・動画、
作品紹介(俳句、短歌、川柳、絵画、書、手芸作品、工芸品)など、多彩で自由です。
経験を積み年齢を重ねた高齢の人が、半生を文章の形で振り返り、分厚い自分史書籍を出版して残す、それが自分史、
という固定的なイメージをお持ちの方は、私が出会うお客様や自分史講座の受講生さんにもおられますが、
自分史は、それだけではありません。それに、何歳であっても、その人に歴史はあります。
例え10歳でも20歳でも、年齢を問わず、どの局面でも取り組めるものであり、作り方や表現方法は自由です。
私は、一般社団法人自分史活用推進協議会の認定自分史活用アドバイザーです。
1975年(昭和50年)に、歴史学者の色川大吉さんが、戦前戦後の日本と自分の歩みを振り返って、
『ある昭和史 -自分史の試み』というご著書で、
「庶民こそ、自分の歴史を語るべきである」と述べました。その時初めて、普通の人の歴史、ということで、
「自分史」という言葉が使われるようになりました。(協議会サイトより一部引用 jibun-shi.org/)
100人の方がおられれば、100通りの自分史があります。
皆さん、お一人おひとりが、個性と能力を伸び伸びと発揮されながら、それぞれの自分史に対する「納得解」を目指して、
楽しく自分史に取り組み、具体的に形にしていかれますよう、
自分史作成を通して、より自分のことをよく知り、今とこれからを意欲的に過ごされますよう、心から願って、
精一杯サポートさせていただいています。
〇生きる力を見つけるための「自分史」
〇生きる力を引き出すための「自分史」
まさに、自分史に取り組むことで、そうしたご経験をなさった、とお話くださるお客様もおられて、心より感謝しています。
そんなお話も、これから少しずつお伝えしたいと思います。
自分史作成、他サービスに関するご質問、
気になる点はお気軽にご相談ください。